
お電話はこちら
06-6341-6580

高田屋のなんでも発信箱


お客様に教えてもらうことが多いですね~
こんにちは、高田屋の森田です。質屋は、取り扱う品目が様々です。
当社の現在の取り扱う品目は『腕時計』と『貴金属』です。『現在の』とあえて言っているのは、父以前は、『毛皮』『家電』『骨董』なんでも扱っていました。私が小学生くらいの時は、質物を保管する蔵に探検するのが楽しみの1つでした。触ったりすることは禁止されていたので、見るだけでしたが、ワクワクしました。悪いことして『お仕置き』として蔵に入れられるときは電気も消され怖くて、ドキドキしましたがwww。
さて、題名に書いたことですなのですが、現在は『時計』『貴金属』の扱いですが、それでも知らないこと多いです。
時計においては、そんなブランドをそもそも知らん。も当然あります(笑)
貴金属でも、このブランドが何年に何個限定で発売したジュエリー…とか言われても…知らん!です。
…がしかし、今やネット時代、ポチポチすれば、知りたい情報が瞬時に出てきます。ネットで検索できる前は、調べるのにカタログ本などから探しました。本や資料からしらべるという行為は良いこともあります。あの本にあの資料に見たことあるかも!という風に脳の海馬をフル活用して記憶していました。ネット検索は、また同じことを打ち込めばパッと情報が出てくる為、すぐ忘れてしまう。(そのせいではなく…ただただの記憶の老化か)…前置き長くなりました。(毎度のことですが)
さて、今月は、2023年限定発売したロレックスのデイトナです。つい先日、お客様に教えてもらったのはこのことです。その限定発売したのがコレ↓

ロレックス、コスモグラフ デイトナ ル・マン 型番126529LN
価格¥7,407,400
18Kホワイトゴールド製 セラミック製モノブロック セラクロムベゼル 完全自社製ムーブメント キャリバー「4132」搭載 72時間パワーリザーブ シースルーバック
ロレックスが長年スポンサーを務める「ル・マン」24時間耐久レースの100周年記念モデルです。ロレックスをよく知ってる方は、先ほどの画像を見たら『えー!』となると思います。
文字盤の『インダイヤル』(3つのダイヤルの事)のインデックスが■になっていますね。
以前にロレックス社が発売したデイトナのモデルとデザインが酷似しています。そのデザインの特徴は、『ポールニューマンモデル』と言われ、ずっと高額で売りに出されています。価格は、本体の機械や文字盤の状態や文字盤の色で大きな幅はありますが、最低でも1000万円から…そして良い状態であれば、1億円以上です。状態や文字盤の色でこんなに差があります…。おそろしいものだ。
ロレックス社がスポンサーをしている、ル・マン24時間レースは、デイトナ24時間レースおよびスパ・フランコルシャン24時間レースと並んで、世界三大耐久レースの1つです。そしてル・マン24時間レースは、この三大レースの中で最も有名と言われています
初開催されたのが1923年なので当レース、2023年で100周年を迎えた記念に合わせて発表されました。したがって2023年限定なのですね。
このデイトナの事を教えてくださったお客様が、ロレックス愛好者で、沢山ご購入されているVIPらしく、特別な時計が入ってきたら、店頭に並べる前にコッソリ連絡が来るそうです。なので、ワンチャンこのモデルが入ってきたら教えてもらえるかもだそうです。実際見たいので、ご購入されたら見せてくださーいとはお願いしました。
ロレックス社ならば、定価の価格¥7,407,400で購入出来ます。この価格も充分お高いですが、なんと転売価格になると…
¥35,600,000
もう怖いです。最近の転売の風潮は…いやな気分になります。私だけでしょうか?
来月は、1923年発売されたそのデイトナについてもう少しお話したいと思います~。

ショパールってご存じですか
こんにちは、高田屋の森田です。ブランドを立ち上げるために必要な事は、記憶に残るデザインではないでしょうか?覚えてもらう事を周知してもらえば、身につけていたら『あのブランドだ』とわかってもらえます。ブランドとノーブランドの価格の違いはさま ざまに原因は、あります。ブランドは広告費、使用する素材のこだわり、販売場所、従業員のレベル、そもそもにそのブランドにおけるプライドや誇り。これらのコストを考えると、当たり前です。もちろんノーブランドであっても作り手のこだわりなどによって、それなりの価格になることも当然です。
さて今月は『ショパール』というブランドのジュエリーをご存じない方は、覚えていただこうと思います。ブランドというものは浮き沈みが激しいリスクを常に抱えていると思います。そして今人気があるのかを確かめる方法の1つは、『コピー商品』が出回っているかどうかということです。人気があれば、多くの人が持ってしまう気持ちは、持ちたいが、やはり価格が高い…でも欲しい…。ならば…よくできたコピーでもいいから持ちたいとなります。それでノーブランドのジュエリーを扱う業者の一部は、訴えられるスレスレのデザインのジュエリーを製作します。そしてそれでも欲しいと願うユーザーは…買っちゃうのよ~。だからといってブランドの製品が売れなくなるのでは?と心配されそうですが、ご心配なく、買える人はちゃんとブランドで購入されます。しかし、あまりにコピー商品が出回り過ぎると…買える人が誰しも持ってるやん!っと気分を害されてしまったら、興味をなくされてしまうので、そのバランスが難しい場合もあります。
このバランスなんて関係なく不動なのは、『エルメス』と『ルイヴィトン』ですね。スーパーコピーが出回ろうが売り上げに影響ないでしょう。ただし、放置しているのではなく、著作権侵害として取り締まりには行っているようですが、取り締まってもきりがないのでしょうね(笑)。
再び(笑)もとのお話に戻ります。『ショパール』です。うっかり、お話せずに終わりそうになってしまいました。
『ショパール』で代表的モデルは『ハッピーダイヤモンド』もしくは『ハッピーシリーズ』です。今回は、ジュエリーの方だけをご紹介しますが、このデザインの腕時計もございますので、覚えた方は一度検索してみてください。では

2枚のサファイヤガラスの間にムービング可能なダイヤモンドが入っています。
このデザインは1976年に発表されました。ショパールは、今までの完全に固定されたダイヤモンドの在り方を刷新したのです。完全に固定されたエレメントとしてではなく、身に着ける人のあらゆる動きに呼応し、自由に動き回る“光の断片”として、ダイヤモンドを捉えたのです。発想というものはすごいですね。
ここからは、公式にも記載がありますが、シュヴァルツヴァルト(黒い森)の滝の水滴に反射する陽光の儚い輝きからインスピレーションを得て、メゾンは革新的なコンセプトを思い描きます。ダイヤモンドを“解き放つ”こと――それは、留められることなく、静止もせず、生命を宿したかのように動くダイヤモンドをクリエイションに取り入れることでした。
「ハッピーダイヤモンド」の誕生により、光と躍動、そして感情は分かちがたいものとなり、ウォッチメイキングとジュエリーの双方において、まったく新しい美の表現をもたらしたのです。それは単なる技術革新にとどまらず、人々の認識そのものを変える転換点となり、やがてショパールを象徴する不朽のクリエイティブシグネチャーのひとつとなるものでした。
また、メゾンの共同社長兼アーティスティック・ディレクターを務めるキャロライン・ショイフレは、次のように振り返ります。「母が最初に口にした、“ダイヤモンドは自由であるほどより幸せ”という考えとともに私は育ちました。この深い詩情を湛えたビジョンは、今なお、私の心に刻まれています。」
ッピーダイヤモンド」は、ダイヤモンドセットのウォッチに大胆な変革をたらしました。
石が好きなので、赤字のような表現が素敵で嬉しいです。

ネックレスもエレガント~ですよね。
で、この『ショパール』がすごく人気な時期がありました。(今現在はその時ほどの人気はありません。)なので、その時期は、このデザインを模倣したジュエリーが多く出回りました。ただ…このデザインは製作するのにサファイヤガラスをセッティングする技術が難しく、セッティングする際にガラスが割れることがあり、作るコストもかかる上に、出来が悪いものが多かったです。したがって当社に持ち込まれても模倣な製品だとすぐわかりました。
実は、このデザインは少々問題がございます。石の事なのですが、ダイヤモンドはサファイアより硬度が高いです。ムービングするダイヤモンドのテーブル部分が枠の高さより、わずかでも高かったら、ムービングするたびにダイヤモンドがサファイアガラスに接触することになります。そうなると…ちょっとずつちょっとずつ削れてしまうのです。そうなると擦れキズや削れたサファイアガラスのカス(?)がその空間内にたまってしまい、そうなってしまうと価値が下がってしまうという問題です。
でもカワイイデザインではありますし、『ショパール』の製品であるとわかるので、ブランドとしての記憶に残る、覚えてもらえるという必要条件は完全に満たしています。ご興味あれば時計もご覧くださいませ。
